根性論がもたらす悲劇とは?成功するためにはあえて遠ざかるのもあり。
日本人(特に男子)は
根性論を美化する傾向があります。
何かに挑戦していたり、
逆境に追い込まれている人を
カッコいいと思ってしまうんですね。
そして、
自分がその当事者となったときに
その状態に興奮してしまうケースが多いです。
挑戦や逆境に対して
意欲的に取り組めるというのは
非常にいいことであり、
これ自体は
問題ないのですか、
取り組み方によって
目的と手段がずれてしまうと
非常に厄介なことになります。
目的と手段のずれた状態
本当によくあるのが
目的と手段が入れ替わってしまっているという状態
例えば筋トレであれば
カラダをかっこよくするのが
目的で筋トレを行っているのに
いつの間にか
”重量を上げること”が目的になってしまい、
筋肉の効きを一切意識しなくなってしまう
バランスの悪い体(求めていない体型)
になってしまうというようなものです。
そのほかにも、
”毎日筋トレすること”が
目的になってしまい、
カラダに変化がないというような問題が起きます。
やっているうちに
目的が変わることはいいのですが、
自分の目的があやふやな状態は避けたいですね
オーバーワークと逆境のもたらす負の連鎖
根性論のいいところは
多少辛くても、
気持ちで乗り切れる強さが手に入ること。
ですが、
根性論によって
鍛え上げられすぎた果てに、
良くない結果をもたらすことがあります。
それが
【オーバーワーク】です。
オーバーワークとは
筋分解>筋合成の状態。
筋トレは
カラダの筋合成を誘発させる効果がありますが、
筋肉を破壊する行為でもあります。
筋トレをして
筋合成を促そうとするあまり、
いつの間にか
筋分解を引き起こしすぎてしまい、
筋肉が大きくならない。
そんな現象が起きます。
そして
根性論で生き続けている人間は
ここからが悲劇の始まりです。
根性論で育った人間は
ストイックなので
筋トレの効果が出なくなった瞬間に
「自分の努力が足りないからだ!」
という風にとらえます。
オーバーワークが原因で
筋トレの量を減らした方が
良いのにもかかわらず、
さらに
トレーニング時間をのばし、
オーバーワークを促進させる。
ストイックが故、
努力家が故、
上手くいかない。
そして、
こうゆう人の末路は
決まって一つ。
「自分には才能がなかった。
結局才能なんだ。」
どれだけ熱意があっても、
どれだけ努力家でも、
最後の最後には
”挫折”
そんな悲しい結末が待っています。
実際に
僕も高校時代は
負のスパイラルに落ちてしまい、
そのような状態に陥っていました。
頑張っているのにもかかわらず
上手くいかない。
僕はそういう人を
1人でも多く救いたいと思います。
まとめ
僕自身は根性論は好きです。
自分の頑張った分だけ結果が出て
大成功する。
それが僕の理想です。
考え方も結構体育会系で
アドバイスや相談中も
(口には出しませんが)「うるせえ、黙ってやれよ。」
そんな風に思うことが多々あります。
僕が今回のブログ
を通して
伝えたいのは
根性論がすべてではないということ。
正直言って
前々努力してない人とか
初心者のうちとかは
根性論はかなり便利です。
頑張るだけで効果が出るのだから。
しかし、ある程度のレベルまで行くと
根性論ではどうしようもないことが
多々あります。
根性論でうまくいかなくなったとき。
ゴールが見えなくなったとき。
根性論からいったん離れてみると
見えなかった壁の突破口が見えるときがあります。
大きな壁が見つかり、
努力で希望が見えないとき
根性論でない方法を扱うといい結果が見えるかもしれません。
PS. 目的を再確認し自分の道を見つめ直す
この記事を読んで
自分に何か刺さるモノがあったら
僕の公式LINEにコメントするといいです。
僕が目的と手段の見直しを
行うこともできるし、
あなた自身のトレーニングを
見直す機会にもなります。
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